求人誌
散歩していると、「キムラヤ」という看板がある。
「キムラヤ」と言えば、ホットドッグという商品名のパンが思い浮かぶ。
コッペパンにハムなどの具がはさんである。ソーセージを挟んだホットドッグとは別物で、「キムラヤ」のは冷たい。
パン工場にしては小さいなぁ。ここは何だろうと疑問に思いながら通り過ぎていたのだが、最近分かった。
無料で配布されている求人誌に筑紫野市紫の「キムラヤ」が求人広告を出していた。業務内容は、学校給食のパンとご飯を作ること。
学校給食のパンとご飯は、住宅地の中にあるこじんまりとした場所で作られているのだなぁ。
求人誌を見ると、おや?と思うことがある。
美術館や博物館で、展示室で静かに座っている人は、パートで雇われているようだ。求人誌に載っていた。
ホテルの朝食を準備する人の求人も多い。朝の5時半や6時からの仕事だが、どうやって通勤するんだろう?夜から朝にかけて働くのなら通勤の心配はないけれど・・・。
専門家かなぁと思っていた人がそうじゃなかったり、何かなと思ってたところが工場だったり、早朝からアルバイトしている人がいるのだなぁと思ったり・・・。
最近、求人誌を見ながら、そこで働く人の様子を想像している。
・・・わたむし(妻)