一の瀬焼のマグカップが欲しかった

毎日少しずつお金を積み立てていったら、自分には手の出なかった一の瀬焼のマグカップが買えるんじゃないかと思っていたが、夫に話してみたところ、壊れる物を数千円で買うのは無駄ではないかという話になった。

そう言われると、私が欲しいと思ったマグカップは美術館に展示されている器のように遠いものになった。


数百円で美しいと感じる物を見つけたら買おう。

一の瀬焼のマグカップを諦めた。


・・・わたむし(妻)