PPK

ふと、「ピンピンころり」という言葉が思い浮かび、ちょっと嫌な気分になった。

寝たきりにならず元気に暮らし、家族に迷惑をかけずにコロリと死にたいというPPK。

そういう死に方に憧れる人がたくさんいると聞いたことがある。


若い人がそんな死に方をしたら悲劇だ。

が、老人の中には、それを理想の死に方と言う人が少なくないという。


私だったら、PPKじゃなく、じわじわと死にたい。

じわじわと衰えている間に、生きている間に見に付けたことを子どもたちに伝えたい。

いろいろと話しておきたいことがあるから、PPKは嫌だ。

弱って衰えるからこそ言えることがあると思う。


PPKで得をするのは国かな? 医療費や介護費を削減できるから・・・。

PPKを推進しているのは誰なんだろう。

・・・わたむし(妻)