悪評ばかりの山田容疑者


山田容疑者の子供のころの評判を読み、なんだか胸が痛くなった。

勉強ダメ、運動ダメ、口数が少ない、弱い者いじめをする、盗みをはたらくなど、悪いことばかり。

子どもからも大人からも嫌われていたという。

いったいどういう子どもだったのだろう?

教師からも嫌われて避けられていたのだろうか?

勉強ができなくて口数の少ない山田容疑者は嫌われていたのだろうが、なんか、「自分と山田容疑者とは違う人間だ」とカテゴリー分けしているようで、記事を読んでいて暗い気持ちになった。

一つくらい長所はないのか?


以前、やくざについて調べ物をしたことがある。そのときに読んだ本には、やくざの組織に入る人は、地縁血縁が薄い人が多く、社会に居場所がない人が多いと書かれていた。受け入れてくれるところが、やくざ組織。

やくざ組織では、義兄弟の関係を結び、濃密な関係になるが、家族というのではなくて、また、善悪の判断もずれている。悪を悪とも思わない感覚でないと、組織に適応できないというような内容だった。

山田容疑者は、やくざ組織に入っていたと何かで読んだが、何だか胸が痛くなった。

悪人の境遇に胸を痛めるなんて・・・と思うが、この人は誰からも愛されていなかったというのか?そんなことないだろう?愛情を知らない人なのか?感性に問題があるのか?

・・・わたむし(妻)