助けられた話

筑紫野から日田行きの高速バスに乗ったところ、満席に近かった。バスの奥までお客さんでいっぱい。

荷物が置かれた席を一つ見つけた。そこに座らせてもらおうと乗客に声をかけた。「すみません・・・」と数回話しかけたが、反応がなかった。悲しくなると同時に私は慌てた。とにかく、座らないと発車できない。

諦めて補助席を出して座ろうとした。その時、少し離れたところから、「こちらへどうぞ」と声がかかり、座らせてもらった。

助かった。もう一つ空いていた。声をかけてもらえなかったら、もっと時間がかかっていたかもしれない。


困っていたら助けてくれる人がいるのだなあ。


・・・わたむし(妻)