女性の貧困についての記事

読売新聞10月16日朝刊、「つなぐ つながる」⑮ 
女性の貧困
 
この記事で紹介されている女性は、57才。自分と同じ50代の女性の境遇は他人事ではないと思った。
 
 
 
・大学卒業後、一般企業の正社員として働く。
 
・24才で結婚。
 
・翌年、妊娠を機に退職して専業主婦となる。
 
・元夫の暴力に怯える生活の末、子どもを残して離婚。
 
・離婚して10年以上経つが、元夫に居場所を知られる恐怖から、親や友人とは連絡を絶っている。
 
 
 
女性の貧困についての記事だが、私は、貧困に陥る前の彼女の結婚生活を想像して、
 
家庭内暴力はとても怖いと思った。
 
この記事の女性は、「熱湯入りのポットを投げつけられたこともある」と告白している。
 
死なない程度の怪我が絶えず、罵声を浴びせられる生活の中で育児をするなんて生き地獄だ。
 
今の生活の困難さを何とかしなくてはならないわけだけど、
 
生き地獄の中で死なないで、離婚して自分の生活を立て直そうと努力し続けている彼女の姿勢に
 
目の奥が熱くなった。
 
 
月収90000円でギリギリの生活をしていて、健康保険に加入できないために病院へも行けないという。
 
この女性のような状況にあれば、役所に助けを求めても良いのではなかろうか?
 
病院へ行けない状況を相談しても、助けてもらえない世の中なんだろうか?
 
生活保護を申請する状況なんじゃないかと思う。
 
 
・・・わたむし(妻)