散歩が楽しい

図書館へ歩いて行く。

道端の雑草を見て、ヨモギが伸びたなあと思う。

草が日光で光る。

少し、日焼けが気になる。

まあ、いいか。

散歩が楽しい。


図書館は日光で本が日焼けするのを嫌ってるみたいに暗い。

けれど、そこにいるうちに慣れる。

そうだ。室内は暗いんだ。

佐川芳枝さんの本をリクエストした。

図書館の人は、いつもの人じゃなかった。

辞めたのかなあ?

気になるけど、訊けなかった。



また、散歩が楽しめるようになって、嬉しい。

周りは、新陳代謝みたいに、ちょっとずつ変わってる。

これからは、名前を覚えておいて、○○さんはお休みですか?と訊いてみたい。

知らない間に人が居なくなるのは寂しいから。


そうだ。雑草の名前も知っておきたい。

散歩していると、選挙カーが立候補者の名前を連呼してた。
名前を売ってる。


わたむし妻