利益の20パーセントを市に還元する

うきは市立総合体育館「うきはアリーナ」は来年度から指定管理者が運営する。

明日の市議会で議案が承認されれば、来年度に向けて動きがある。

今日、教育委員会生涯学習課の課長にいくつかの質問をした。



嘱託職員は採用面接で、更新しての勤務は最長3年であると明確に告げられているのか?と尋ねると

契約書に明記しているという返答だった。

うきはアリーナを採用した時の課長は別の人物なので、採用時の話を聞けなかった。

スタッフが、「今年度までの勤務だ」と納得しているのであれば、指定管理者に運営が移っても混乱はないだろう。

現に混乱があるのだから、何か労働契約に関して問題があるのだろうと私は思う。



明日の議会で承認されるであろう指定管理者は、(株)コナミ スポーツ&ライフだ。



指定管理料4200万円によって運営し、不足を市は補填しない。が、余剰金は返還しなくて良い。

今日、生涯学習課から聞いたところによると、

(株)コナミ スポーツ&ヘルスは、運営により利益が出たら、その20パーセントを市に還元すると

提示しているそうだ。



財政難の市にとって、魅力的な提示だろう。

指定管理者制度は、市に収入をもたらす可能性がある。


市の財政改革プランを実行する上で、欠かせない制度だ。

しかし、それなのに私の心が重くなるのは、目の前で生活の心配をするスタッフがいるからだ。


非公式な話だけど、来年度の指定管理者に決まるであろう(株)コナミ スポーツ&ヘルスから

労働条件についての話はあったそうだ。正式には12月20日以降に契約についての話があるのだそうだ。

生涯学習課の話によると、コナミは、地元採用を約束しているそうだが、

現スタッフの雇用については、確約していない。



だけど、利益が出たら20パーセントを市に還元すると約束している。