2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天領日田④

日田の草野本家の先祖は、元々久留米市草野町出身であると思われている。 天正15年(1587)豊臣秀吉の使者、蜂須賀家政から草野家清は殺害され、 主な家臣もそれを追うように、自刃していった。 ここで、問注所氏の宿敵でもあった草野家は、滅亡するわけ…

つづら棚田ウオーキングVol.2①

明日はJRウオーキングがうきは市である。 昨年に引き続き、葛篭棚田の彼岸花の景観の素晴らしいところを、 巡るコースである。私も昨年に引き続き参加する。 状況を又、報告する。 http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/walking/pdf/20090927_ukiha.pdf http://ww…

天領日田③

江戸時代、日田は九州での政治・経済の中心地で、 江戸や大坂・長崎との交流も多かった。 日田の郡代は時々長崎へ、長崎奉行に会いにも行っていたらしい。 その際、筑後川を船で下り、途中久留米に立ち寄り、 有馬藩の接待を、受けていたということである。

天領日田②

江戸時代日田は掛け屋(米の代金の前払いで金を貸す所)や、 大名の御用達で富裕な商人が台頭していったと言う事である。 日田の掛け屋は、当初徳川幕府相手のみに貸していた為、 取っぱくれが少なく、財を蓄え、大商人が増えていったそうである。

福岡県の城郭①

昨日、問注所資料館の平川館長の元を訪れた時に、 近々“福岡県の城郭”という本が、出版されるという事を伺った。 昨年末に、北部九州中近世城郭研究会の方が来館されて、 長岩城の縄張り図を、館長に確認されていかれたと伺っていたが、 その時の本が、間も…

長岩城史跡案内所(24)

今日、問注所資料館の平川館長の元を訪れてきた。 資料館を訪れる前に、葛篭(つづら)棚田へ回ってみたが、 新川地区では、昨日より“彼岸花めぐり&ばさら祭”が、 開催されており、早朝よりカメラマン達が、沢山訪れていた。 開花状況は、まだ五分咲程度であ…

うきは彼岸花&ばさら祭

9月19日(土)~9月23日(水)まで、新川(にいかわ)地区の棚田にて開催されます。 (http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/hp/page000000100/hpg000000053.htm) “葛篭(つづら)棚田”は、日本棚田百選にも選ばれた所で、 畦道に咲く30万本の彼岸花と、黄金色の…

甘木にある国境石

甘木I.C.近くR500“東田”の信号より西へ300M、 川沿いを南へ300M、馬田公民館にある。 従是 北東 筑前国 従是 南西 筑後国 と書いてある。 下方部で折れていて、補修してある。 又、一面ではなく、二面にそれぞれ書いてあるのも、珍しい。

天領日田①

先日、日田市豆田町へ行って来た。 日田は徳川幕府時代の天領地として、栄えた地であった事は知っていたが、 それ以前の豊臣秀吉の時代にも、蔵入地(直轄地)であり、 繁栄していたそうである。 順次紹介していく。 写真は豆田の町並みである。